この本読んでみて、、
『発達障害を生きる』
分かりみが深い。。
8年くらい前、小学生の時から発達障害という言葉は知っていた。
また、発達障がいについて少し勉強もしていた。
でも、本当に自分事になって初めて、どんなことなのかよく理解したくなった。
みんな何かしら発達の特性がある。みんな発達障がい?
と言葉では簡単に言えるけれど、身を持って意識したのは今回が初。
この自分の困り感は、、実は発達の特性から来ているかも知れない。。
「障がい」というと社会からの目はまだまだ冷ややかなようで、冷静に聞いてもらうために「発達の特性」と言いたくなる。
当事者の努力で何とかできるものではない、努力をするよりはその困難さから離れることや、その困難さを周囲が配慮することの方がやりやすいこと。
が発達障がい、発達の特性ではないだろうか。
身近なことだと、たとえば、、
音に敏感だから→雑踏には行かない、とか。
夜になって疲れてくるとスーパーとかの情報が沢山有ったり、まぶしい光がつらいから→夜にはスーパーに行かない、昼間に買い物はするとか。
普段のなにげない瞬間にも、自分の得手不得手を把握して、行動することが身を守ることにもなっている。
挙げた例えは私自身のことである。
本の中にもあってビックリしたのが、、
イギリスのスーパーのクワイエットアワー(静かな時間)の導入である。
発達障がい(自閉スペクトラム症や感覚過敏→音や光に敏感など)の特性を持った人や、特性でなくとも、静かな店内で買い物をしたいお客さんが利用しやすく、BGMを止めたり、照明を暗めにしたりする時間を設けている。
実際、客はよりリラックスした状態で買い物ができ、店は電気代などのコストを下げることができ、結果買い物客が1割増になったという。
私もこんなお店をより利用したくなると思った。
最近、ようやく日本でも発達障がいなど、今まで生きづらさを抱えていた人が声を上げ始めている。
有名人でも精神疾患になるし、メンタルヘルスのことをもっと国民一人ひとりが関心をもつ必要がある。誰でもなりうる病気であり、その場の状況では誰だってマイノリティーになる可能性がある。
家族にも話したり、、こうして発信することで多くの人が生きやすい社会になっていくといいな。